はじめに



●「小論文作成講座」へようこそ! この講座は、次のような悩みを持つ高校生、大学受験生のために作りました。
  • 書くことが思い浮かばない。
  • どのように書くのか分からない。
  • いったい、小論文って何?

●確かに小論文は「論文」の一種ですが、何も学者の「研究論文」を書くわけではありませんから、それほど恐れる必要はありません。高校生、大学受験生に要求される小論文とは せいぜい「論理的に書いた文」ですから、「筋が通っていて、読者を混乱させない文」であればいいのです。 さらにその中に「あなた独自の視点」が含まれれば充分です。練習を積めばたいていの人は書けるようになります。

●ところで、高校生が大学受験までに出会う小論文の問題形式には、大きく分けて3つあります。
  1. テーマ型 … 「〜について、あなたの考えを述べよ」 式のもの
  2. 課題文型 … 課題文を読み、それに関係した意見を述べるもの
  3. 資料型  … 資料を読み取って、その内容について書くもの
この講座では、1.テーマ型 と 2.課題文型 について 見ていく予定です。

●では講座の進行予定を確認してもらいましょう。
第1日目  テーマ型 (理論と実践)
まず 比較的取り組みやすい「テーマ型小論文」を素材にして、どうすれば 書くことが思い浮かぶか をお話し、実際に私が書いてみます。(全6話)

第2日目  課題文型 (理論編)
大学受験でよく出題される「課題文型」について、課題文の読み方のほかに、どうすれば、内容が濃く、分かりやすい文章を効率よく書けるか、について、お話しします。(全5話)

第3日目  課題文型小論文 (実践)
上の「理論」を参考にして、実際に私が小論文を書いてみます。その過程を通して、実践的な感覚を体得してもらえればと思います。(全3問+付録)
 
●なお、講座を読み進むに当たって、注意してもらいたいことがいくつかあります。 
  • 初めての方は必ず第1日目(テーマ型)から読み進んで下さい。
  • 第1日目から第3日目までの講座を 1日でいっぺんに読むと疲れてしまいます。 出来れば2,3日に分けて読んでください。
  • テーマ型小論文しか必要ない! という人も、出来れば第3日目まで読まれることをお薦めします。
 
●では始めましょう。 下の「戻る」をクリックして トップページにもどり、そこから テーマ型小論文 へお進み下さい。




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